2025/02/21 10:51


こんにちは、トベラです!
コーヒーはじめましての方にも楽しんでいただける
「コーヒーの入り口」を目指しているコーヒー屋さんです。

突然ですが、皆さまは当店トベラのコーヒーを淹れる姿をご覧になったことはありますでしょうか?
基本的にはこっそり淹れていて、中々見ていただく機会がございません。
トベラは、当店と同じ淹れ方をしているコーヒー屋さんをまだ見たことがなく、
見かけられた方には "珍しい淹れ方だね” と言っていただきます、トベラもそう思います!

全くもって隠すつもりはなく、むしろ皆さまにもっと知ってもらいたい!
4分で読める「トベラ式コーヒー」を紹介します!

「トベラ式コーヒー」の淹れ方


「複雑で難しい淹れ方してるんですか…?」
むしろ真逆、出勤初日のスタッフでも淹れることができます。

大まかな流れはこちら…
1.挽く
2.漬け浸す
3.待つ
4.こす

いたってシンプルなこの工程に
科学的にも気持ち的にも美味しくなる秘密が隠されています。

紹介の前に、皆さまに覚えていただきたいキーワードが3つ、
「タタミオリ」「浸漬式」「4分」
これを頭の片隅に…ではスタート!

1.挽く


まず、豆を粉にしますが
トベラ式コーヒーはちょっと粗めに挽きます!

皆さまがよく見かけるであろう、
上から注ぐペーパードリップや、個包装になっているドリップバッグに使われている
粉の大きさはグラニュー糖ぐらいと言われています。
トベラで使う粉の大きさは、ざっくりザラメぐらいの大きさです!

これは、こす工程にでてくる「タタミオリ」に関係してきます!

2.漬け浸す


漬け浸す?なんのこっちゃ?
まず、コーヒーの淹れ方は大きく2つに分かれ、名称がついています。

透過式(とうかしき)浸漬式(しんししき)


難しい名称ですが漢字のまま、

透過式は「シャワーでコーヒーにお湯をかける」、浸漬式は「コーヒーを湯船に漬ける」

そんなイメージの違いです!


カフェのバリスタさんを想像してもらうと…

よく見かけるであろう上から注ぐペーパードリップ、あれは透過式

紅茶を淹れるのにも使われるイメージのあるフレンチプレス、あれは浸漬式

トベラはそのうち「浸漬式」を採用しています!


透過式は、淹れ方で味わいを変えることができるところが魅力的な方法です!

浸漬式は、レシピさえしっかり決めておけば誰でもいつでも

いつも味わいを出せるところが魅力的な方法なのです!


皆さまがトベラへ遊びにいらしてくださったときに

いつでも「いつもの」味わいを楽しんでほしいとこの浸漬式を選んでいます。

決まった粉とお湯を漬け浸す!これがポイントです。


3.待つ


「4分あれば何をしますか?」
文庫本4ページ読めます、ラジオ体操ができます、フルーチェが作れます。
トベラはその4分があるから、小さいお店ながらチーズケーキやフードを提供できております。

そう、トベラのコーヒーは「4分」待ってください!
先ほどの工程、漬け浸す準備が整いましたら4分待っていただきます。

コーヒーの粉とお湯は触れるだけで
なぜ茶色になるのか?言われてみたら。
ずっと置いているとどんどん濃い茶色になっていきますよね。

これは色という見た目と同時に、
コーヒーの持つ成分や味わいも抽出されているからなのです。
味わいでいうと、酸味→甘み・うまみ→苦み の順番にお湯に溶けだしてくるので
その全部の味わいを楽しむためにじっくり4分という時間を置いています!
トベラの挽きめだと4分を過ぎるとえぐみが出てきてしまうので
タイマーに目を光らせていますが…
その4分間は手放しでOK!

短いようであっという間の4分を皆さまにより楽しんでいただくため
ちゃかちゃかとトベラは準備していたりします。

4.こす

「なんで粉は粗めなの?」
最初の秘密に戻りますが、
漬け浸した粉とお湯をさてどうやって飲むかなのです。

トベラでは「タタミオリ」という目の細かい茶こしでこしています!
名前の通り、タタミと同じように縦横に織られていて
タタミオリ越しの風景は見えないほど目が詰まっております。

なぜこのタタミオリでこすかというと
コーヒーの持つ油分「コーヒーオイル」がたっぷり出てくれるから!

コーヒーオイルが出ることによって
まろやかな口当たりとのみごたえあるコーヒーに仕上がります。
コーヒーのもつ酸味や苦みもまろやかにも角がなくなるので
毎日飲むのに疲れない味わいになります!

タタミオリの目が細かいと言っても茶こしですので、
とても細かい微粉は落ちます。
勇気がある方は、お抹茶のように混ぜながら微粉まで一緒にのんでもらうのがオススメ
微粉を吸い込む量によって味わいが変わる楽しいコーヒーに仕上がっています!

まとめ.トベラ式を楽しむ3つのキーワード

1.浸漬式 → 「湯船に浸かるように抽出」
2.タタミオリ → 「目の細かい茶こしでこす」
3.4分 → 「じっくり待ってコーヒー全部の味わいを楽しむ」

これが 「トベラ式コーヒー」 です!

シンプルだけど、こだわりたっぷり。

読んでいただいている間に、お手元にコーヒーは届きましたでしょうか?

ぜひこの淹れ方を思い出しながら一杯を楽しんでください!


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